カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2017年4月6日news

デュアルテナーグリーンプロジェクトボンド信託受益権および信託ABLにより、54億円を調達

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、総出力19.05MWpのCS群馬新巻発電所(所在地:群馬県利根郡みなかみ町)建設のため、デュアルテナーグリーンプロジェクトボンド信託受益権および信託ABL<委任者:ゴールドマン・サックス証券株式会社(以下、「ゴールドマン・サックス証券」)>により、54億円(4,700万ドル)の資金を調達したことをお知らせします。なお、グリーンプロジェクトボンド信託受益権および信託ABLから融資を受けるのは、これが2回目となります。

 

CS群馬新巻発電所グリーンプロジェクトボンド信託受益権および信託ABLは、その債権の範囲内において、1.5年間と20.3年間という2つの満期を持っています。この異なる画期的な満期により、太陽光発電所建設への資金を長期的に調達できるほか、太陽光発電所の投資価値を最大化することができます。株式会社日本格付研究所(JCR)は、CS群馬新巻発電所に関する信託受益権および信託ABLの格付けを最高水準である「A」と評価しました。株式会社日本総合研究所(JRI)から、国際資本市場協会(ICMA)発行の「グリーンボンド原則2016」に基づく、独自のグリーンボンド セカンドオピニオンを取得しました。

 

太陽光発電所を担保にしたノンリコースボンド(責任財産限定型社債)は、年1.2875%の固定金利で同期間に発行され、その後当社が延長する場合は、年1.3588%に変更されます。ゴールドマン・サックス証券が委任者、日立キャピタル信託株式会社が受託者を務めます。

 

CS群馬新巻発電所は、2017年12月に商業運転を開始する予定です。発電電力は20年間のFIT契約に基づき、東京電力株式会社に36円(32セント)/kWhで売電されます。

 

カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
 「当社は、デュアルテナーグリーンプロジェクトボンド信託受益権および信託ABL発行について発表できることを嬉しく思います。当社は、信託発行に対する投資家の反響によって支えられています。投資家は、当社の高品質でバンカブルな太陽光発電所建設の実績を認めています。この信託による成功は、日本での低金利なグリーンプロジェクトボンドの発行を推進するでしょう」

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