地域貢献

ウオーキングのルートからは日出町の素晴らしい眺望が望める
大分県速見郡日出(ひじ)町
カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社(CSP)は、大分県日出町で開催された、「第13回大会 ザビエルの道ウオーキング大会」に協賛しました。CSPは2019年、同市において大型の太陽光発電所の竣工を予定しています。
大分県日出(ひじ)町には、16世紀に日本で宣教活動を行っていたフランシスコ・ザビエルが、豊後の戦国大名、大友宗麟に会うために通ったとされる峠越えの道「西鹿鳴越道(にしかなごえどう)」が残されています。
この通称「ザビエルの道」とも呼ばれる史跡ルートを中心に、同町で行われている恒例のイベントが、「ザビエルの道ウオーキング大会」です。2018年の同大会は、大分県全体で開催されている「第33回国民文化祭・おおいた2018」および「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の一環事業としても行われ、例年以上に注目を浴びました。
現在この日出町では、カナディアン・ソーラーのグループ企業としてエネルギー事業を手がけるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社が、53.4MW規模の大型発電施設「LOHAS・ECE大分発電所」を建設中です。このご縁で、同社は2018年10月に開催された「第13回大会 ザビエルの道ウオーキング大会」に協賛。イベントのサポートをするとともに、数名の当社スタッフが実際に参加してルートを歩き、豊かな歴史と美しい自然に彩られた日出町の魅力を体感してきました。
ザビエルが歩いたとされる道をたどるイベント
張り切って参加したカナディアン・ソーラー・プロジェクトのスタッフ
日出町に建設中のLOHAS・ECE大分発電所
大会当日は、すっきりと爽やかな秋晴れとなり、出発式の会場となった太田公園には早朝から大勢の参加者が集まってきました。歩行距離20kmのAコースに121人、12kmのBコースに170人、5kmのCコースに125人と、小さな子供たちから最高齢91歳の方まで、総勢416名がエントリー。日地町はもちろん、大分県内、県外からの参加者も多数見られました。カナディアン・ソーラー・プロジェクトからは、Aコースに3名、Bコースに1名が参加しました。
朝8:30より太田公園にて出発式が行われ、日出町長で大会実行委員会会長の本田博文氏や日出町議会議長の森昭人氏が挨拶。続いて全員で準備体操を行い、早速各コースのウオーキングがスタートしました。
Aコースは起伏を繰り返すチャレンジングなルート、Bコースは経塚山山頂から歩く下り基調のルート、そしてCコースは町の中心地から海辺に延びる城下海岸遊歩道を巡る手軽なルート。いずれも随所に日出の町並みや別府湾全景を見渡すビューポイントがある絶景コースで、参加者はしばしば歩みを止めては写真撮影を行っていました。またコース上にはキリスト教殉教者が奉られた日出殉教公園、滝廉太郎の墓がある龍泉寺、大分百景のひとつにもあげられる日出城址など歴史的な見所、さらにはまろやかな湧き水が味わえる山田湧水やアサギマダラ蝶の休息地などの自然あふれるスポットも点在しており、観光をかねて楽しく歩けるのも大きな魅力です。
お昼ごろ、ゴール地点の太田公園に続々と参加者が戻ってきました。それぞれ完歩証と、協賛各社から提供された記念品を受け取り、名物の「ちりめんご飯」やみかんでエネルギー補給。コースによってはかなりハードでしたが、それぞれに気持ちよくウオーキングを終え、皆さんとても晴れやかな表情でした。
太田公園の受付デスクには早朝から大勢の参加者が集合
出発式で挨拶する本田博文 日出町長
経塚山山頂から山道を下るBコース
Aコース、高台にそびえる横津神社
アップダウンの激しいルートながらビュースポットも多いAコース
Aコース、高台にそびえる横津神社
アップダウンの激しいルートながらビュースポットも多いAコース
A、Bコースの給水スポット山田湧水
フジバカマの花に集まるアサギマダラも見られる(A、Bコース)
A、Bコースの給水スポット山田湧水
フジバカマの花に集まるアサギマダラも見られる(A、Bコース)
カナディアン・ソーラー・プロジェクトでは、日地町での発電所建設にあたり、その豊かな環境を守りながら開発することを第一義としています。今回の大会に参加した当社スタッフも、ルート上に見た美しい自然の姿や伝統の風景に感動し、「ずっと大切にするべきもの」と心にとどめました。
自然とともにあるクリーンエネルギー開発が、これからも日出町のすばらしい環境維持に役立つことを願ってやみません。
コース上から眺めた風景はそれぞれに印象的
完歩後、太田公園前で記念撮影!
コース上から眺めた風景はそれぞれに印象的
完歩後、太田公園前で記念撮影!