カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2015年4月6日news

リカレント買収完了のお知らせ

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クゥ、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、太陽光発電所の開発を手掛ける米国のRecurrent Energy, LLC(以下、「リカレント」という)の買収が完了したことをお知らせします。

 今回の取引は、リカレントによる発電所開発義務に対して発行される信用状の後ろ盾として、Export Development Canada(EDC)社が発行した7,500万ドルの契約履行保証状によって支援されていました。そのほか、クレディ・スイスはリカレントに1年間に渡って1億5,000万米ドルのつなぎ融資を実施する予定です。

 リカレントの買収取引により、プロジェクトパイプラインは4GW追加され8.5GWに、後期段階にあるパイプラインは約1GW追加され、2.4GWになりました。リカレントが保有し、カルフォルニア州とテキサス州に位置する後期段階にある1GWのパイプラインは、2016年末に終了するITC(Investment Tax Credit)※1前の建設完了を予定しています。

 また、今回の買収取引によって低リスク地域にある後期段階のプロジェクトパイプラインが大幅に増加しました。リカレントの7件のパイプラインは適切な取引先と長期電力購入契約を持っており、今後当社独自のイルドコ(Yield-Co)※2作成のために、収益を生み出すことが期待されています。

 2015年3月30日に完了した買収取引により、リカレント・エナジーCEOに、アルノ・ハリス氏の後任としてデイビッド・ブロック氏が就任し、同社最高財務責任者を務めたマイケル・メッツナー氏も退任しました。

 リカレント・エナジーCEOのデイビッド・ブロック氏は、次のようにコメントしています。
「北米の太陽光エネルギー市場における当社のポジションを強化するため、カナディアン・ソーラーとの友好的な関係構築を嬉しく思います。今後2年間で1GW以上の太陽光発電所建設を進め、資産を所有・運営するビジネスモデルへの移行を期待しています」

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クゥ博士は、下記のようにコメントしています。
「リカレントの買収取引によって、プロジェクトパイプラインを拡大することができました。リカレントCEOのデイビッド・ブロック氏が持つリーダーシップと経験によって、株主に対する価値を持続的に高めるため、さらなる開発実績を構築し続けてまいります」

※1.ITC(Investment Tax Credit)—米国連邦政府による再生可能エネルギーの設備投資に対する投資税控除制度。
※2.イルドコ(Yield-Co)—太陽光発電など再生可能エネルギーの長期売電収入を収益の財源にした投資有価証券。

[リカレント・エネルギーについて]
リカレント・エネルギーは、競争力のあるクリーンな電力を提供する太陽光発電所の開発とともに、クリーンエネルギー会社である意味を再定義しています。当社は、北米において4GWの太陽光発電所を保有しています。詳細は下記リンクを参照ください。
http://recurrentenergy.com/

[シャープ株式会社について]
シャープ株式会社は、革新的な製品とエレクトロニクスの将来を形成する上で重要な役割を果たすコア技術の世界的な開発者です。液晶ディスプレイ(LCDs)とデジタル技術のリーダーとして、シャープは新しいネットワークビジネスとともに、家電、情報製品、電子部品を提供しています。2014年9月30日時点、シャープは全世界で50,637人の従業員を擁し、2014年度の連結売上高は2兆9,271億8,600万円を記録しました。詳細は下記リンクをご覧ください。
http://sharp-world.com

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