カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2019年3月14日news

カナダ・アルバータ州公共電力入札制度で、94MWpの契約を獲得

Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、カナダ・アルバータ州南東部に位置する3件の太陽光発電所(総出力94MWp)について、アルバータ州インフラ省と電力販売契約(PPA)平均価格48.05カナダドル/MWhで契約を締結したことをお知らせします。これら3件の太陽光発電所が稼働すれば、アルバータ州政府が必要とする電力55%を供給します。2019年、カナダにおいて最大となる公共部門での太陽光エネルギー調達契約です。

 

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。
「アルバータ州の太陽光発電市場には大きな可能性があります。同州のクリーンエネルギー需要に応えるため、補助金無しで供給できたことを嬉しく思います。また、ヘイズ、ジェンナー、ティリーのソーラープロジェクトにおいて、50%の株式を所有する先住民コミュニティである“Conklin Métis Local 193”と提携できることを嬉しく思います」

 

 

 2018年秋、当社は3件の太陽光発電所について、 “Conklin Métis Local 193”と50%の株式提携を締結しました。同社は、アルバータ州東部のAthabasca Oil Sands地域の一部であるConklinの農村集落を拠点とする先住民族のコミュニティです。

 

 

 “Conklin Métis Local 193”の代表であるShirley Tremblay氏は、次のようにコメントしています。
太陽光発電業界においてリーダーであるカナディアン・ソーラーとのパートナーシップについて非常に嬉しく思います。当社はカナダ国内の再生可能エネルギープロジェクトに投資できる機会を高く評価しています。今回の提携は、投資ポートフォリオの多様化に役立ち、その経済的利益は当社のコミュニティ内において社会的および経済的な主導権をサポートするでしょう。当社は、アルバータ州政府とカナディアン・ソーラーの進歩的な考えと長期的な繁栄した関係に期待しています」

 

 

 3件の太陽光発電所の名称は、Jenner、Tilley、Haysです。2021年初頭に竣工すれば、2万世帯以上への電力供給ができる見込みです。建設期間中、アルバータ州においておよそ270人の雇用が創出されます。

 

 

 3件の太陽光発電所には、バイフェイシャル(両面発電)モジュールが採用される予定となっています。バイフェイシャルモジュールは、表・裏面の両方から電力を発電することによって、標準モジュールと比較して、最大約20%の電力を発電することができます。雪により日光の反射が増加するため、アルバータ州のように雪が多い地域に適しています。

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