カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2021年4月28日news

カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、100MWのSunflower太陽光発電プロジェクトの建設を開始

米・ミシシッピ州最大の太陽光発電プロジェクトとして、地元に多く雇用を創出し、Entergy Mississippiの顧客にクリーンな電力を供給へ

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2021年4月22日、完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)が、ミシシッピ州サンフラワー郡において100MWacのSunflower太陽光発電プロジェクトの建設を開始したと発表しました。プロジェクトの建設を支援するために、リカレント社は最近、建設のための融資と与信を含む総額1億4,600万ドル超の銀行借入を完了しました。Norddeutsche Landesbank(Nord/LB)とRabobankからの融資を受けています。

 

 Sunflower太陽光発電プロジェクトは、米国で初めて建設・所有権移転契約(「BTA」)の下で建設される大規模太陽光発電プロジェクトの1つです。リカレント社が2018年にEntergy Mississippiと締結したBTAに基づき、2022年初めに予定されているSunflower太陽光発電プロジェクトの商業運転開始時に、プロジェクトの所有権がEntergy Mississippi社に移転される計画です。このBTAは、2020年4月にミシシッピ州公益事業委員会から全会一致の承認を得ました。

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「新型コロナウイルスの感染拡大により資金調達と建設が困難に直面する中で、当社チームが建設に必要な資金を確保し、ミシシッピ州で最大の太陽光発電プロジェクトになる見込みであるこのプロジェクトの建設が開始されたことを大変誇りに思っています。リカレント社のチームの献身と能力、そして信頼できる強力な資金調達パートナーであるNord/LBとRabobankのご支援によって実現できました。Sunflower太陽光発電プロジェクトを前進させることができ、大変嬉しく思うとともに、プロジェクトの開発と建設を成功させ、その所有権を大切なお客様であるEntergy Mississippi社へシームレスに移転することを楽しみにしています」

 

 Sunflower太陽光発電プロジェクトは、建設ピーク時には約400名の作業員を雇用する見込みで、このうち地元の熟練技術者が75%を占めると予想されています。Sunflower太陽光発電プロジェクトは、サンフラワー郡に消費税・固定資産税を支払い、現地のサービス・建設産業への支出の増加などの間接的な利益を提供することで、地域社会にさらなる経済的利益を生み出すでしょう。このプロジェクトは、当社の高効率モジュールを使用し、運転開始後には低コストでクリーンな電力を16,000以上の住宅に供給します(年間約17万トンのCO2排出削減、約37,000台の乗用車の排出削減に相当)。

 

 Entergy Mississippi社の社長兼CEOのヘイリー・フィサッカーリー氏は次のようにコメントしています。        「Sunflower太陽光発電プロジェクトは、当社の発電ポートフォリオの継続的な変革における新たな、重要なマイルストーンであり、米国で最低レベルの小売電力料金を維持しつつ、クリーンで効率的な電力源によりお客様のニーズを満たします。発電ポートフォリオ変革への投資により、当社の温室効果ガス排出量が大幅に削減され、燃料コストの削減によりお客様はかなり支出を抑えることができます。このプロジェクトが完成した暁には、お客様に

 

 再生可能エネルギーを提供できるだけでなく、サンフラワー郡とミシシッピデルタ地域にプラスの経済効果がもたらされることを嬉しく思います。

 

 2001年にEntergy社は米国電力事業者として初めて、温室効果ガスの排出削減に自発的に取り組みました。それ以来、何度か気候行動目標を更新し、強化しました。最近では2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを達成するという公約を発表しました。よりクリーンで持続可能なエネルギーの未来を創造するEntergy社のリーダーシップについての詳細はentergy.com/environmentをご覧ください。

 

 

リカレント社について(カナディアン・ソーラー子会社)

リカレント社(Recurrent Energy)は、競争力のあるクリーンな電力を大口電力顧客に提供する大規模太陽光発電および蓄電プロジェクトの大手開発事業者です。米国に拠点を置くリカレント社は、当社の完全子会社であり、当社の米国プロジェクト開発部門として機能しています。リカレント社は、米国において約5GWの太陽光発電および蓄電プロジェクトを開発中です。同社に関する詳細は、www.recurrentenergy.comをご参照ください。

 

 

Entergy Mississippi社について

Entergy Mississippi社は、ミシシッピ州の45の郡で約456,000のお客様に電力を供給しています。Entergy Corporation(NYSE:ETR)は、発電、送電、小売配電事業に従事する総合エネルギー会社です。Entergy社は、アーカンソー州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、テキサス州の300万のお客様に電力を供給しています。8,000MWの原子力発電を含む約30,000MWの発電能力を持ち、米国で最もクリーンな大規模発電所の1つを所有・運営しています。ルイジアナ州ニューオーリンズに本社を置くEntergy社の年間売上高は100億ドルで、従業員数は13,000名を超えています。詳細はentergy.com、ソーシャルメディアでは@Entergyをフォローしてください。

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