カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2021年8月17日news

カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、PACIFIC GAS & ELECTRIC社と600MWhの長期蓄電契約を締結

リカレント社にとってこれまでで最大規模の独立型蓄電契約

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)の完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)は、2021年8月10日、2022年夏に運転開始予定のクリムゾンプロジェクト(蓄電池電力貯蔵システム(BESS))のフェーズ2において、Pacific Gas & Electric(PG&E社)と、150MW/600MWhの蓄電システムを提供するための15年間のResource Adequacy(RA、供給力確保)契約を締結したことを発表しました。

 

 350MW/1,400MWhのクリムゾンプロジェクトは、2022年夏に運転開始予定で、世界最大級の蓄電プロジェクトとなる見込みです。今年に入って、南カリフォルニアエジソン社(SCE)は、米・カリフォルニア州リバーサイド郡のクリムゾンプロジェクトのフェーズ1について、リカレント社と200MW/800MWhの長期蓄電契約を締結しました。これらの2つの契約は、いずれも独立型蓄電プロジェクトであり、カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)が指示した信頼性調達の一環です。PG&E社と締結した新規契約は、カリフォルニア州の電力事業者が「2021年の夏と2022年の夏に発生する可能性のある異常気象に備えるために行動を起こす」という3月のCPUCの決定に対応したものです。今回の蓄電容量増強により、カリフォルニア州が直面する、現在進行中の異常気象および気候危機に照らして、新たなクリーンエネルギー・プロジェクトを促進するために最近ニューサム州知事が発令した緊急事態宣言をさらに支援します。

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「熱波やその他のピーク需要事象の際に系統に電力を送ることが、これまで以上に重要になっています。当社の長期蓄電ソリューションを通じて、切望されるRA容量を提供することで、PG&E社がカリフォルニア州の系統信頼性を高めるためのお手伝いができることを嬉しく思います。目標としている、2022年夏の商業運転開始を確実に達成するために、すべての開発プロセスを加速しています。パートナー企業の皆様の信頼とご支援に感謝し、より安全で信頼性が高く、手頃な価格のクリーンな蓄電ソリューションを地域社会に提供することを楽しみにしています」

 

リカレント社について(カナディアン・ソーラー子会社)

リカレント社(Recurrent Energy)は、競争力のあるクリーンな電力を大口電力顧客に提供する大規模太陽光発電および蓄電プロジェクトの大手開発事業者です。米国に拠点を置くリカレント社は、当社の完全子会社であり、当社の米国プロジェクト開発部門として機能しています。リカレント社は、米国において約5GWの太陽光発電および蓄電プロジェクトを開発中です。同社に関する詳細はwww.recurrentenergy.comをご参照ください。

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