2022年3月23日
高出力の屋根設置型太陽電池モジュールの新製品の量産を開始Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2022年3月15日、住宅用および商業用・産業用の屋根設置型太陽光発電システム向けの182 mmセルを使用した新しい54セル太陽電池モジュールの量産を開始したことを発表しました。
HiKu6シリーズ(超高出力単結晶シリコンPERCモジュール)の新型モジュール「CS6R-MS」は、最大出力420W、最大変換効率21.5%です。小型(1.95m² x 30mm)、軽量(21.3kg)かつ均質な外観で美しいデザイン性を実現しており、特に屋根設置型太陽光発電システムに適しています。
当社は、210mmの66セル型、60セル型、182mmの72セル型、54セル型など、出力400〜670Wの多様な両面発電型及び片面発電型太陽電池モジュールを世界中のお客様に提供しています。
HiKu6シリーズで182mmセルを使用したモジュールの最新モデルとなるCS6R-MSモジュールは、業界における当社の技術的なリーダーシップをさらに確固たるものとし、屋根設置型太陽光発電システムにおける当社の市場シェア拡大を実現します。CS6R-MSモジュールの特徴は次の通りです。
当社は、PERCセル以外にも、ヘテロ接合(HJT)セルを使用した最大変換効率22.5%、最大出力440W のCS6Rモジュールも開発中です。4月に製品の納入を開始予定です。
カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「182mmのPERCセルを使った最大出力420Wの54セル・モジュールの量産を開始し、最初のバッチを納入したことをお知らせします。また、4月にはn型HJTセルを使用したモジュールの納入を開始する予定です。当社の新製品は、発電量をさらに増大し、住宅用、業務用、産業用屋根設置型太陽光発電システムの均等化発電原価(LCOE)を削減するとともに、より多くのCO2排出量の相殺を可能にします。当社は、今後も世界中のお客様のニーズにお応えする高品質で信頼性の高い太陽光発電製品の開発に取り組みます」