カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2022年12月13日news

南アフリカで初、最大規模の民間PPAによる太陽光発電プロジェクト2件について256MWのモジュール供給契約を締結

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2022年12月5日(月)に、過半数株式を保有する子会社であるCSIソーラー株式会社(「CSIソーラー」)が、南アフリカ・ケープタウンを拠点とする独立系発電事業者であるSOLAグループと256MWの太陽電池モジュール供給契約を締結したことを発表しました。南アフリカで初、かつ最大規模の、民間の電力購入契約(PPA)による大規模太陽光発電プロジェクト2件に合計256MWのモジュールを供給します。

 2件の太陽光発電プロジェクトは、それぞれ126MWpと130MWpの規模で、南アフリカの北西州に位置しています。2件とも、SOLAグループおよびそのパートナー企業が開発しており、運営も担う予定です。2022年10月に着工、2024年第1四半期に商業運転を開始する予定です。

 当社は、合計390,073枚のBiHiKu7モジュールを納入する予定です。BiHiKu7 CS7N-MB-AGは、210mmウエハーを用いた両面発電型のモジュールで、最大出力は670W、最高変換効率は21.6%です。BiHiKu7モジュールは大規模プロジェクトに最適で、システムレベルで架台とケーブルを大幅に節約し、ウエハーサイズの小さいモジュールと比較して周辺装置(BOS)のコストおよび均等化発電原価(LCOE)を削減します。また、ほとんどのインバータや追尾装置と互換性があります。

 2件の太陽光発電プロジェクトの用地面積は約430ヘクタール(4.3km2)です。稼働後は、年間約580GWhのクリーンな再生可能電力を生成する見込みです(4万世帯への電力供給と595トン/年の二酸化炭素排出量削減に相当)。

 SOLAグループ最高経営責任者(CEO)のドム・ウィルズ氏は、次のようにコメントしています。「2件のプロジェクトは、南アフリカで初めての民間の電力購入契約(PPA)による大規模太陽光発電プロジェクトである。また、これらのプロジェクトの所有、資金提供、建設、運営、管理を100%、国内で行っているということは、南アフリカにとって大きなプラスです。このような相対契約による民間の電力売買のモデルが、さらに広く採用されることを願っています。エンドユーザーにとってのメリットは、競争と選択、そして最終的には、今まで以上に多様な形で電力システムに貢献できることです」

 カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「この度、2件の太陽光発電プロジェクトでSOLAグループと協力できることを嬉しく思います。これは大きな成果であり、電力系統を開放することでより柔軟な電力取引を可能にするという、南アフリカの計画における重要なステップです。当社のBiHiKu7モジュールが、その高い製品品質、信頼性、LCOEコスト削減により、これらのプロジェクトに採用されたことを喜ばしく思います。コストパフォーマンスに優れた当社製品で、アフリカおよび世界の再生可能エネルギーの成長にさらに貢献できることを楽しみにしています」

 SOLAグループは、垂直統合型の独立系発電事業者であり、アフリカの民間企業にクリーンエネルギーソリューションを供給する大手事業者です。SOLAグループの使命は、クリーンエネルギーを通じてアフリカを変革することです。

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