カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年2月14日news

カナディアン・ソーラー子会社のCSIソーラー社、太陽電池と蓄電池のサプライチェーン全体で生産能力増強を計画

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年1月30日(月)、過半数株式を保有する子会社であるCSIソーラー社の完全子会社が、中国江蘇省揚州市政府と複数年投資契約を締結したことを発表しました。契約に基づき、CSIソーラー社は揚州市のクリーンエネルギー製造工業団地において、垂直統合型の高効率ウエハー、セル、モジュールおよび蓄電池システムの生産能力を増強する計画です。

 このプロジェクトは、3つのフェーズに分けて実施する計画です。フェーズIはウエハー・セルの生産能力14GW/年で、2023年下期に生産を開始する予定です。フェーズIIおよびIIIの実施は、市況と当社評価に基づき、当社の裁量により変更される可能性があります。今回の発表を通じて、また太陽電池のサプライチェーンの需要と供給の状況を考慮して、当社は2023年末の生産能力をインゴット20GW/年、ウエハー35GW/年、セル・モジュール50GW/年とする計画に更新します。次回の決算説明会で2023年の設備投資に関する詳しいガイダンスを提供する予定です。

 カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「最新の高効率太陽電池・蓄電池製品の生産拠点を拡大し、お客様の力強いニーズをより適切にサポートできることを嬉しく思います。当社の生産能力増強は、上流の原材料コストが急速に低下する環境下で当社の収益性をさらに高めるものです。当社は、需要に対して供給量が多い場合においても、また供給量が少ない場合においても、市況を考慮し、生産能力の計画を柔軟に調整しています。重要なのは、当社は長期的なリーダーシップの地位を強化することを目的として事業計画を策定しているということです。今回の生産能力増強計画が、その目的の実現に資することを期待しています」

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