カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年6月20日news

住宅用蓄電池ソリューション「EP Cube」をミュンヘンのIntersolar展示会にて発表

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、ドイツ・ミュンヘンで開催された太陽光発電の世界有数の展示会であるIntersolarにおいて「EP Cube」を発表しました。

 EP Cubeはオールインワン住宅用蓄電池ソリューションです。2022年9月に北米で販売を開始し、続いて2023年第1四半期にスペインとイタリアでも販売開始しました。このたび、住宅用太陽光発電システムと住宅用蓄電池ソリューションの需要が急速に高まっているドイツ市場にEP Cubeを紹介しました。

 EP Cubeは、厚さ24cm、蓄電池モジュール1個あたりの重量35kgと小型であり、EP Cube 2.0ブラケットを使うことで、非常に短時間で安全・容易に設置することができます。また、携帯電話アプリを使って、アプリの手順に沿って作業を進めることで、スムースに系統連系まで実現できる設計となっています。

 EP Cubeを導入することで、エンドユーザ―がご自身で太陽光発電システムの発電電力を貯蔵・管理・活用することが可能になり、電力の自家消費効率を高めることができます。EP Cubeは、ハイブリッド・インバータと、積み重ね可能な設計を採用した蓄電池モジュールを一体化したシステムで、蓄電池のセル技術には安全性を重視してリン酸鉄系リチウムイオン電池を採用しています。本製品はAC結合、DC結合、いずれの太陽光発電システム接続方法にも対応しており、AC充放電効率(RTE)は最大95%です。蓄電池の容量は6.6~19.9kWhで、ほとんどの既存の太陽光発電システム、マイクロインバータ、及びEV充電器と互換性があり、汎用性の高いソリューションです。また、IP65に準拠した防水・防塵性能を備えており、屋内外問わず設置できます。

 EP Cubeの開発・製造は、カナディアン・ソーラーの子会社であるCSIソーラー社の傘下で、消費者向けエネルギー技術の独立したブランドとして立ち上げられたEternalplanet社が行っています。

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