カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年6月22日news

カナディアン・ソーラー、米テキサス州メスキートでのモジュール製造工場の設立を発表

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年6月15日(木)、米テキサス州メスキートにおいて太陽電池モジュール製造工場を設立することを発表しました。

 当社は、生産能力5GW/年(一日あたりの高出力モジュール生産量約2万枚相当)の最先端の太陽電池モジュール製造工場を建設中です。新工場への投資額は2.5億ドル以上で、全面的な稼働開始後には約1,500人の熟練労働者の雇用を創出する予定です。生産開始は2023年末頃を予定しています。この工場は、カナダ、中国、ブラジル、タイ、ベトナムで生産実績を積んできた当社にとって初めての米国の製造施設となります。2021年、当社は創立17年の米国子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)の拠点をテキサス州オースティンに移し、太陽光発電プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発事業者としてテキサス州での再生可能エネルギーの急速な成長を主導しています。

 テキサス州のグレッグ・アボット知事は、次のようにコメントしています。「カナディアン・ソーラーが2.5億ドルを投じてメスキートに建設している新工場は、世界のエネルギー首都としてのテキサス州の地位を強化し、世界の技術ハブとしてのテキサス州のリーダーシップを確実なものとするでしょう。カナディアン・ソーラーが米国事業の次なる投資先としてテキサス州を選んでくださったこと、この地域で1,500人の雇用を創出し、次世代のために地域社会を応援してくださることに感謝します」

 米国上院議員のテッド・クルーズ氏は、プロジェクトへの強い関心を表し、次のようにコメントしています。「テキサス州はエネルギーの大生産地であり、あらゆるエネルギー戦略を採用しています。このたび、テキサス州メスキートで1,500人の高賃金の雇用創出が見込まれる多額の投資が行われることは素晴らしいことです。このような投資が行われるからこそ、人々がテキサス州に集まってくるのです。私はこれからも米国議会上院において、テキサス州で革新を起こし雇用を創出する企業のために戦い続けます」

 メスキート市長のダニエル・アレマン・ジュニア氏は次のようにコメントしています。「メスキートにカナディアン・ソーラーのような会社があることを大変誇りに思うとともに、私たちの街への投資に感謝しています。カナディアン・ソーラーとの素晴らしいパートナーシップと、私たちの地域社会への影響を楽しみにしています」

 カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、この新工場の重要性を強調し、次のようにコメントしています。「この工場の設立は、業界最先端の技術で米国のお客様により良いサービスを提供することを可能にする重要なマイルストーンです。当社が持続可能で強靱なクリーンエネルギーのサプライチェーンについて戦略的に考えるにあたり、今回の工場設立が、当社が米国で計画している多くの長期投資の第一歩となることを願っています。テキサス州、ダラス郡、そしてメスキート市の多大なるご支援に感謝し、当社の成長に合わせて協力させていただくことを楽しみにしています」

技術
カナディアン・ソーラーは、メスキートの製造施設で生産するモジュールに採用される予定の新技術であるTOPCon(トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)太陽電池セル技術の開発と商品化における先行企業です。TOPConセルは、市販されている太陽電池技術で最高の変換効率を誇り、太陽電池セルの表面と裏面の両面で電力を生成する両面発電型モジュールとして高度に最適化されています。米国で最新のTOPCon技術が普及すれば、消費者の電気料金を低減し、電力系統の脱炭素化にさらに貢献する見込みです。

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