カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年7月18日news

カナディアン・ソーラー、子会社CSIソーラーの蓄電池事業部門のブランドをe-STORAGEへ変更、産業用蓄電池事業の成長を加速

CSIソーラーの子会社であるe-STORAGEは、最先端で柔軟なターンキー蓄電池ソリューションを世界中に展開します

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)と、カナディアン・ソーラーが過半数株式を保有する子会社であるCSIソーラー株式会社(「CSIソーラー」、SSE(上海証券取引所): 688472)は、2023年7月10日(月)、CSIソーラーの産業用蓄電池の製造子会社・プラットフォームのブランドをe-STORAGEに変更(リブランド)したことを発表しました。カナディアン・ソーラーは、e-STORAGEを通じ、世界の蓄電池市場における成長を加速します。e-STORAGEは、CSIソーラー傘下の事業部門として運営されます。e-STORAGEの前身はCSI Energy Storageです。

 e-STORAGEは、設立時点で約26GWhの蓄電池プロジェクト・パイプラインを保有しており、2023年7月時点の契約総額は17億ドル以上です(2023年1月:10億ドル)。こうした状況の中、今後複数年にわたりe-STORAGEは大幅に成長することが見込まれています。

e-STORAGEプラットフォームの中核となるのは、自社製造のリン酸鉄リチウム電池を使った産業用大容量蓄電システム「SolBank」です。独自技術のSolBank製品により、e-STORAGEはお客様にエンドツーエンドのターンキー蓄電池ソリューションを提供します。e-STORAGEはこれまでに、米国、カナダ、英国、中国で2.7GWh以上の蓄電池ソリューションを展開してきました。高い生産能力とSolBankなどの最先端製品によって実現したエンドツーエンドの蓄電池ソリューションとサービスを提供します。

e-STORAGEは現在、業界をリードする最先端の完全自動化生産施設を2ヶ所運営しており、年間生産能力は10GWhに達する見込みです。e-STORAGEは高品質で大規模展開が可能な蓄電池ソリューションを提供し続ける準備が整っており、クリーンエネルギーの普及に貢献しています。

カナディアン・ソーラーの会長兼CEOであるショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「e-STORAGEを立ち上げ、総合的な産業用蓄電池事業の成長を加速できることを非常に嬉しく思います。蓄電池は、継続的に再生可能エネルギーの導入拡大に貢献し、電力系統のさらなる脱炭素化に役立つため、当社のお客様にとってその重要性と価値は高まり続けています。e-STORAGEブランドで産業用ターンキー蓄電池事業の差別化を図ることにより、当社の蓄電池事業の重要性が、長年にわたり展開している太陽光発電事業と同水準にまで上昇していることをさらに実証してまいります」

世界の蓄電池の導入量は2030年までに15倍に増加すると予想されています。また、ブルームバーグニューエナジーファイナンス社は、2022年から2030年にかけて世界で新たに約1,100GWhの蓄電池が導入されると予測しています。カナディアン・ソーラーは、太陽光発電業界および再生可能エネルギー業界で最もバンカビリティ(融資適格性)の高い企業のひとつとして、今後増加が見込まれる、新しい蓄電池製品・ソリューションを求めるお客様のご要望に沿ったサービスを提供するための基盤を築いています。

<< ニュースリリース一覧に戻る