カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年10月4日news

カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、日本で17.5MWpの太陽光発電所を売却

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2023年9月28日、広島県で稼働中の17.5MWpの広島鈴張太陽光発電所を日本のブリッジファンドへ売却したことを発表しました。このプロジェクトは、2021年からジャパン・グリーン・インフラストラクチャー・ファンド(JGIF)が保有しており、投資適格の格付けを受けたグリーンプロジェクトボンドの発行により資金を調達しました。なお、このグリーンプロジェクトボンドは、日本のグリーンボンド・ガイドラインの格付けで最高位である「Green 1」の評価を受けています。今回の取引により、JGIFが取得したすべてのプロジェクトは、JGIFの事業計画に従って売却されることになります。

 当社は、今回の取引による収益を2023年第3四半期に計上する予定です。当社の完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)の日本法人が、取引完了後も引き続き発電所の長期的な運用・保守(O&M)サービスを提供します。

 広島鈴張太陽光発電所は、2022年第2四半期に商業運転を開始しました。この発電所は、2017年第4四半期に開始された日本初の太陽光発電プロジェクトの入札で落札されました。リカレント社にとっては初めて固定価格買取(FIT)制度の適用を受けた発電所です。この発電所には、当社の高効率HiKuモジュール42,500枚以上が使用されています。発電電力は、日本のFIT制度の下で、中国電力ネットワーク株式会社に買取期間の残存期間である17.5年間にわたり17.97円/kWhで買い取られています。

 リカレント社の社長兼CEOであるイスマエル・ゲレロは、次のようにコメントしています。「JGIFを通じて広島鈴張太陽光発電所の売却が完了したことを発表できることを嬉しく思います。2017年に日本初のFIT入札に申請して以来、当社のチームは忍耐強さと専門性を発揮し、開発サイクルの各段階でさまざまな課題を克服してまいりました。チーム一丸となっての献身のおかげで、このプロジェクトは荒れ地の一画から今日の姿に発展しました。これは、当社がグローバルなプロジェクト開発事業で強力な実行能力を持っていることを示しています。当社は今後も日本全国に太陽光発電プロジェクトと蓄電池プロジェクトを建設し、クリーンで持続可能なエネルギーを提供できるよう尽力します」

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