カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2023年12月6日news

カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社がブラジルのシランダ太陽光発電クラスタープロジェクト向けに4.9億ブラジル・レアルの資金調達を完了

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)の子会社でグローバルにプロジェクト開発を行い太陽光発電・蓄電池プロジェクト資産を保有するリカレント社(Recurrent Energy)は、2023年11月22日、ブラジルの300MWのシランダ太陽光発電クラスター(シランダ・クラスター)プロジェクトに対して、ノンリコースプロジェクトファイナンスとして4.9億ブラジルレアル(約1億ドル)を全額受領したことを発表しました。このプロジェクトは、リカレント社が開発し2023年8月に完成したプロジェクトで、リカレント社が長期的に所有・運営しています。

 シランダ・フェーズIでは、ブラジルの大手オルタナティブ投資プラットフォームであるVinci Partners(NASDAQ:VINP)社が運用する投資ファンドに対し2億8,500万レアルの私募債を発行し、シランダ・フェーズIIでは、ブラジル国営開発銀行であるブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)から2億500万レアルの融資を確保しました。この2件の資金調達はいずれも、ブラジルの代表的な物価指数である拡大消費者物価指数(IPCA)に連動しており、負債コストと、営業活動によるキャッシュフロー(インフレ連動)を整合させています。

 リカレント社のCEOであるイスマエル・ゲレロは、次のようにコメントしています。「BNDESとの長年にわたるパートナーシップを拡大し、ブラジルの資本市場における当社のプレゼンスを高められることを嬉しく思います。ブラジルは中南米最大の再生可能エネルギー市場としての地位を確立しており、BNDESとVinci社が当社の太陽光発電ポートフォリオの資金調達に参加してくださったことは、ブラジルの再生可能エネルギー部門で当社が確立したリーダーシップの地位を信頼してくださっていることの証です」

 シランダ・クラスタープロジェクトは、当社の高効率BiHiKuモジュールを採用しており、全面稼働しています。シランダ・フェーズIおよびシランダ・フェーズIIの両プロジェクトは、ブラジルのエネルギー商社ランキング上位10社に入っているCOPEL Energia社が開催した民間入札で、15年間の物価調整済み電力購入契約(PPA)を獲得しました。

リカレント社について

リカレント社(Recurrent Energy)は、世界最大級かつ最も地理的に多様な大規模太陽光プロジェクトおよび蓄電池プロジェクトの開発・所有・運用プラットフォームの1つです。エネルギー専門家チームを擁し、業界をリードするリカレント社は当社の完全子会社であり、当社のグローバルな開発・電力サービス事業部門として機能しています。リカレント社に関する詳細は、http://www.recurrentenergy.com をご参照ください。

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