カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2024年1月17日news

カナディアン・ソーラー傘下のe-Storageが南オーストラリア州でEpic EnergyのMannumプロジェクトに220MWH(DC)の蓄電池ソリューションを供給へ

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、2024年1月8日、過半数株式を保有する子会社であるCSIソーラー株式会社(「CSIソーラー」)傘下のe-STORAGEが、南オーストラリア州マナムにあるエピックエナジーが所有する単独のエネルギー貯蔵プロジェクトに220MWh(DC)の蓄電池ソリューションを供給することを発表しました。マナムプロジェクトはカナディアン・ソーラーが完全子会社のリカレント・エナジーを通じて開発されています。e-STORAGEは、第2四半期にマナムプロジェクトの建設を開始する予定です。

 エピックエナジーは、1200キロメートル以上に及ぶガスパイプラインネットワークとさらに拡大を続ける再生可能エネルギーポートフォリオを持つオーストラリアを代表するエネルギーインフラ企業の一つです。マナム蓄電プロジェクトは、エピックエナジーの再生可能エネルギー発電に対するコミットメントを反映し、同じくマナムにある46MWpのソーラーファームを補うものとして、また地域の電力網の安定性を高めるための重要なエネルギー貯蔵庫として大きな役割を果たしていきます。

 e-Storageは包括的なエンジニアリング、調達、建設(EPC)契約、そして長期サービス契約(LTSA)などに対応しています。マナムプロジェクトは、強固で高サイクル容量のリチウム鉄リン酸塩(LFP)セルを使用した独自のエネルギー貯蔵ソリューションであるSolBankを採用しています。トップティアのアクティブバランシングバッテリーマネジメントシステム(BMS)と非常に効率的な熱管理システム(TMS)を統合することで、e-STOAGEのSolBankは、最高レベルの安全性に優れたパフォーマンスを提供します。

 エピックエナジーのCEOであるクライブ・ドクルズ氏は、次のようにコメントしています。「他に比を見ない蓄電システムによって、現在のマナムサイトへの投資が完成します。すなわち、この地域の安定した日光を利用した我社の隣り合う2つの太陽光発電所にこの蓄電システムを併設することで、最も理想的なエネルギー貯蔵が実現するのです。さらに、この蓄電池は昼間に余剰エネルギーを吸収して夕方のピーク時の電力使用に充てることで、南オーストラリアの電力市場と持続的なエネルギー供給を保証します」

 e-STORAGEの社長であるコリン・パーキン氏は、次のようにコメントしています。「エピックエナジーとリカレントのコラボレーションによって我社のエネルギー貯蔵技術のプラットフォームを提供し、オーストラリアにおける再生可能エネルギーポートフォリオの拡大を図ることができることを嬉しく思います。マナムプロジェクトは、オーストラリアのエネルギーネットワークの効率的な開発を支援し、再生可能エネルギー発電の採用をさらに促進することでしょう」

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