ニュースリリース
2026年6月26日
ユーティリティ規模および産業・商業向け太陽光発電プロジェクトのLCOE低減に貢献
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州キッチナー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、ユーティリティ規模の太陽光発電所および産業・商業(C&I)向け太陽光発電システム向けに開発した新しいTOPCon 3.0高出力密度太陽電池モジュールを発表しました。本製品は、最大670Wpの出力と最大24.8%のモジュール変換効率を実現しており、2026年8月より世界市場向けに量産出荷を開始する予定です。
TOPCon 3.0高出力密度モジュールは、発電量の向上と均等化発電原価(LCOE)の低減を実現し、プロジェクトの経済性および長期的な投資価値の向上に貢献します。
主な特長
■ 高い出力密度
最大670Wpの高出力を実現。大型長方形セルを採用したマルチカット技術と受光効率の向上により、高出力化を達成しました。一方で、モジュールサイズは2382×1134×30mmの標準寸法を維持しており、輸送効率や施工性、システムへの組み込みやすさにも優れています。
■ 高い両面発電性能
セルのポリパターン技術と裏面構造の最適化により、最大90%の両面発電率を実現。システム全体で約0.4~0.5%の発電量向上が期待できます。
■ 優れた温度特性
セル端部および表面に先進的なパッシベーション技術を採用することで、モジュールの温度係数を-0.26%/℃まで改善。高温環境下でも優れた発電性能を維持します。
これらのセル・モジュール技術により、高い信頼性を確保するとともに、初年度の出力劣化率を1%以下、その後は年間0.35%まで抑制。30年後も88.85%以上の出力を保証します。
また、反射光への配慮が必要な場所や、高荷重・塩害・粉じん環境など厳しい設置条件に対応するため、防眩ガラス、IoT(Internet of Things)対応ジャンクションボックス、スチールフレーム、複合材フレーム、防塵フレームなどを選択可能としており、太陽光発電システムの安全性や運用性の向上にも貢献します。
カナディアン・ソーラーの取締役会会長兼最高技術責任者(CTO)のShawn Qu博士は、次のように述べています。「TOPCon 3.0モジュールの発売により、当社は高効率太陽電池技術のさらなる進化を実現しました。本製品は最大1.6%の発電量向上と最大1.4%のLCOE低減を可能にし、お客様のプロジェクトにおけるライフサイクル価値の向上と、より安定した長期的な投資リターンに貢献します」