カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社

ニュースリリース

2018年12月14日news

アルゼンチンに101MWp規模太陽光発電所建設のため、5,000万ドルの長期借入金を調達

Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、アルゼンチン・サルタ州カファヤテに位置する太陽光発電所(100.1MWp)建設のため、5,000万ドルのノンリコースプロジェクトファイナンスを締結したことをお知らせします。

 

 Development Bank of Latin America(CAF社)が幹事会社として5,000万ドルのノンリコース・ファイナンスパッケージが組成されましたが、CAF社が満期15年間の3,000万ドルを、Argentinian Development Bank of Investment and Foreign Trade(BICE社)が満期15年間の1,500万ドルを、そしてブエノスアイレス銀行(Banco de la Ciudad社)が満期10年間のローン500万ドルをそれぞれ融資することで構成されています。CAF社と当社の融資目標は7,500万ドルで、2019年初頭に締結を予定しているシニア・ファイナンスに追加で2,500万ドルを見込んでいます。

 

 カファヤテ太陽光発電所は、第2回再生可能エネルギー際入札プログラム「RenovAR」の元で、資金提供されています。この入札プログラムは、2025年までに再生可能エネルギーによる電力を20%増加させるために2016年に開始されました。同入札プログラムには、20年間の電力販売契約(PPA)とともに、プロジェクトへの投資に対するインセンティブ、世界銀行の保証、再生可能エネルギーのための信託基金(FODER)を通じたアルゼンチンの政府保証、3種の保証メカニズムが含まれています。

 

 カファヤテ太陽光発電所の電力販売契約(PPA)は、第2回再生可能エネルギー際入札プログラム「RenovAR1.5」の期間中に、56.28米ドル/MWhで締結されました。

 

 カファヤテ太陽光発電所は現在建設中で、2019年第2四半期中に商業運転を開始する予定です。当社製太陽電池モジュール「MaxPower CS6U-345P(345W)」が約289,800枚導入されることになっています。運転が開始されれば、同発電所は年間約239,696MWhの電力を発電し、発電した電力は卸電力機構であるCAMMESAに販売される予定です。

 

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は下記のようにコメントしています。
「当社は、アルゼンチン政府と世界銀行が堅調な再生可能エネルギー際入札プログラム『RenovAR』を設計する上で成功の証となる満期15年間のとても条件に適した長期の資金調達を締結できたことを嬉しく思います。このプログラムは、今後10年間でアルゼンチンの再生可能エネルギー投資に150億米ドルを投ずる予定です。当社は、地域社会におけるクリーンな再生可能エネルギーの成長を促進するため、アルゼンチンとラテンアメリカの主要金融機関とのパートナーシップを大切にしています」

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