カナディアン・ソーラー子会社のリカレント社、開発向け融資枠を確保、北米のプロジェクト開発事業を加速化
複雑なプロジェクトファイナンスおよび ディール・ストラクチャリングにおける業界のリーダーとしての地位をさらに確立
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2020年8月27日、完全子会社であるリカレント社(Recurrent Energy)がこのほど、Nomura Corporate Funding Americas, LLC(Nomura)と7,500万ドルの開発向け融資契約を締結したことを発表しました。今回の融資は、リカレント社の強力な既存パイプラインを活用して、米国とカナダにおける開発向けの資金となり、事業を加速させることになります。
カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「金融サービスのグローバルリーダーであるNomuraと7,500万ドルの開発融資枠に関して提携できることを嬉しく思います。この取引は、北米におけるリカレント社の高品質な「太陽光発電+蓄電」資産に対するNomuraの強い信頼を表しています。パンデミックが続き市場が厳しい状況にある中で、当社のチームがパートナー各社と協力して資金を調達し、高品質のパイプラインを遂行し続けていることを誇りに思います。とりわけ、Nomuraをはじめとするパートナー各社が、当社の開発ポートフォリオを前進させ、クリーンエネルギー・プロジェクトを実現させるために当社に寄せてくださる信頼に感謝しています」
NomuraのInfrastructure and Power Finance(インフラ・電力金融(IPF))グループトップのヴィノッド・ムカニ氏は、次のようにコメントしています。「当社は、リカレント社の強固な開発パイプラインに流動性を提供し、 カナディアン・ソーラーとの関係を強化することに大きな期待を寄せています。開発パイプラインは、一からの知的開発となる高度な大規模太陽光発電資産と「太陽光発電+蓄電」資産で構成されています。Nomuraは、特にリカレント社のような才能あるチームと魅力的なビジネス戦略を持つお客様に対して、創造的なソリューションを生み出すことに常に喜びを感じています」
リカレント社は、革新的なコーポレートファイナンスおよびプロジェクトファイナンスの実績があり、お客様、投資家の皆様、そして地域社会の価値を最大化するために、カスタマイズされた、柔軟なアプローチを採用しています。最近では、
Maplewood太陽光発電プロジェクト の建設資金として2億8,200万ドルのデットファイナンスと、
Pflugerville太陽光発電プロジェクト に対する2億3,400万ドルのデットファイナンスおよびタックスエクイティファイナンスによる資金調達を完了し、米テキサス州の経済成長とクリーンエネルギーへの転換に貢献しています。
リカレント社について リカレント社(Recurrent Energy)は、競争力のあるクリーンな電力を大口電力顧客に提供する大規模太陽光発電および蓄電プロジェクトの大手開発事業者です。米国に拠点を置くリカレント社は、当社の完全子会社であり、当社の北米プロジェクト開発部門として機能しています。リカレント社は、米国において約5GWの太陽光発電および蓄電プロジェクトを開発中です。同社に関する詳細は、下記リンクをご参照ください。
www.recurrentenergy.com
Nomuraについて
Nomuraは、世界30ヶ国以上にわたる統合ネットワークを持つグローバル金融サービス・グループです。東西のマーケットをつなぎ、営業、アセットマネジメント、ホールセール(グローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキング)、マーチャント・バンキングの4つの事業部門が連携して、個人のお客様、機関投資家、企業、政府、それぞれのニーズに応えたサービスを提供しています。1925年の設立以来、規律ある企業家精神の伝統を基盤に創造的なソリューションをお客様に提供し、ソートリーダーシップのある企業と認識されています。NomuraのInfrastructure and Power Finance(インフラ・電力金融(IPF))事業は、世界中のプロジェクトオーナーに多様な資金調達ソリューションを提供しています。